はやしレディース肛門・泌尿器クリニック

大阪市中央区のはやしレディース肛門・泌尿器クリニックの院長ブログです。 日々の雑感や医療に対するお話しなどを、およそ週1回のペースで更新しています。

2016年06月

乳がん検診について

時々歌舞伎を見に南座や松竹座へ行くのですが、その歌舞伎俳優の海老蔵さんの奥様の麻央さんが、進行性の乳がんの治療をされているという報道がありました。
その影響か、当院にも乳がん検診のご予約の電話が多くよせられました。

電話で様々なご質問をいただきましたので、これから検査を受けようとお考えの皆様にお伝えしたいことを書いておきます。

乳がん検診には、まず「エコー検査」を受けていただきたいと思います。

日本では、乳がん予防に「マンモグラフィー」を受けるよう勧められています。
しかしながら近年、国際的にはマンモグラフィーによる検診は推奨されていません。

世界でもトップクラスの医学誌である、ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン誌に投稿された論文では、「マンモグラフィーによる検診は乳がんの死亡率の低下に貢献してしていない」と報告されています。

「生検を伴うマンモグラフィー検診」は過剰診断をもたらし、過剰診療を招いており、「マンモグラフィーによる検診」を問題視する声が高まっているとも言われています。

ですので、乳がん検診ではまず乳腺エコー検査を受けていただき、そこで異常陰影を認めた場合に、マンモグラフィー検査を受けていただきたいと思います。

私の個人的な考えとして、癌に対する完全・完璧な予防は無理だと考えています。
癌を発症される方は、どんなに「良いといわれる生活」をしていてもいずれは癌になるのだと思っており、それは避けることの難しい運命なのだと考えております。
であれば、できるだけ早期に癌を見つけて治療を行い、一日も早く元気な生活に戻っていただきたいのです。

ピルに関してもそうです。
ピルを飲むと癌になると考えておられる方がいらっしゃるようですが、私の考えでは「飲んでも飲まなくても癌になる人はいずれなる」と思いますし、同じように服用されても「癌にならない人はならない」と思います。
ピルを飲んでる人も飲んでいない人も、症状を感じる前に定期的に検診を受けていただきたいと思います。

癌は他人事のように思っていらっしゃる方が多いですが、「4人集まればその中に必ず2人か3人は癌になっていらっしゃる、あるいはこれから癌になられる」といった感じ、これが今の日本の現状です。

早期発見、早期治療のためにも1年に1回は検診を受けていただきたいです。

がん患者様の涙はとてもつらいです。



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地下鉄長堀鶴見緑地線
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【公式ホームページ】
http://www.hayashi-lady.com/
肛門外科・泌尿器科・乳腺科・婦人科・漢方治療 

電話予約受付を開始したのですが・・・

6月6日(月)より、7月9日(土)から再開する診療に向けて電話予約の受け付けを開始しました。

大変うれしいことに多くの皆さまからお電話をいただき、
受け付け再開からの2日間で7月9日(土)の診療予約が埋まってしまいました。

ところが、予約受け付けの再開から4日目頃よりお電話の内容が少し変わって、
「今日」や「明日」といった直近の診察希望のお電話が増えてきました。

「どうやら7月9日(土)からの診療開始をご存じないのだ・・・ホームページがわかりにくかったのかな・・・」などと考えながら、さすがに1か月もお待ちいただくわけにもいきませんので、診察開始日が7月9日(土)からである旨を説明し、お電話いただいたことに対してお詫びを申し上げました。

このような応対を数回行ったのですが、そういう応対をすることが患者様に対してとても申し訳なく思うようになり、私自身も心情的につらくなってきましたので、6月13日(月)をもちまして電話予約の受付を一旦終了いたしました。

7月4日(月)から電話予約を再開する予定にしています。

たくさんのお電話をいただきましてありがとうございました。
心より感謝しております。

これからもよろしくお願いいたします。



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スタッフを募集しています

4月22日に退院し、7月9日の診療再開までの準備期間中に私は社会保険労務士の資格を取得しました。

日本の労働者に関する法律を学び、
・少しでも当院のスタッフが心地よく働けるように
・雇用者の私がスタッフに迷惑をかけぬように
という雇用者としての責任を感じたことが資格取得の一番の理由でした。

私のモットーは福利厚生を充実し、『みんなで楽しく仕事をする』です。

ありがたいことに当院は患者様が多く忙しいこともあって、スタッフがまだまだ足りない状況です。

もしこのブログを見て、一緒に当院のお仕事をしてくださる方がいらっしゃいましたら、履歴書・職務経歴書を当クリニックにお送り下さい
勤務時間などの条件は面談時にご相談下さい。

美に興味のある方、土日勤務可能な方、歓迎いたします。
是非、よろしくお願いします。
一緒にお仕事をしましょう!


【応募書類送付先】
はやしレディース肛門・泌尿器クリニック
〒542-0061
大阪府大阪市中央区安堂寺町2丁目6番3号
アイズワンⅢ 2階 



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私が開業医になった理由(わけ)

ここ数年、『かかりつけ医』なるものがあちらこちらでさかんに言われており、
「私が一人でも多くの患者さんから『かかりつけ医』に選ばれたらうれしいな~」と考えるこの頃です。

私が開業医を意識したのは10年前。

その頃は常勤医として週5日の勤務と、それ以外に非常勤医として、週1回とある病院の外科を受け持っておりました。

その時、ある一人の女性の患者様が(60代の女性です)、私の外来担当の日に来られました。
以前よりお尻にできものがあったが、恥ずかしいので男性の医師には見せられなかったこと。
「今日たまたま病院に来たら、外科外来に女性の先生の名前が書いてあったので受診しました」と話されました。

残念ながら、診察にて患者様の状態は進行した肛門癌であるとわかり、すぐに大きな病院に紹介いたしました。
もっと早く診せてくれていたら、早期の癌として根治手術ができたのに・・・、とやるせない気持ちでいっぱいでした。

そしてその時が、自分の医師としての役割を初めて認識した時でした。

手術は私でなくても外科医であれば誰でもできる。
しかし、女性の患者様が躊躇なく肛門診察に来れるためには、女性である私が肛門外科外来をするしかないのだと。

それからの10年間、私は、女性の患者様から何を相談されても的確に診断し、しかるべき処置を遅れることなく取れるよう、婦人科・泌尿器科のトレーニングに励みました。
「開業の準備に10年とは長すぎる」と周りの人からよく言われたものですが、私にとっては必要な時間でした。

私は、女性の患者様が手遅れにならないよう、すぐに診察に来れる開業医を目指しております。

もちろん、的確な診察・診断・処置を欠かさぬよう、日々頑張っていきたいと思います



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勤務医と開業医の違い

勤務医として23年、開業医として2年、今年は3年目となります。

勤務医の頃は外科系の勤務でしたので手術が中心でした。
その説明の際には、ほとんど私からの説明ばかりとなり、患者様より多くのお話をしていたように思います。

開業医になると、手術は診療全体の2割程度で、8割が診察になりました。
私がアレコレと説明するよりも、患者様からお話していただくことの方がぐっと多くなりました。
たまに私の方が多く話すこともあるのですが、一生懸命話をしてもそれが一方的であったり、言葉のチョイスを間違えて、患者様を傷つけてしまったこともあったように思います。

会話は言葉のキャッチボールといわれますが、たいへんむずかしいです。

勤務医から開業医になった私ですが、私の場合は外科医から内科医になったのかもしれません。

とにかく、常にやさしい心でいることを心がけて患者様に接していきたいと思います



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