痛みが強かったことから、麻薬成分の入った鎮痛剤を使わざるを得なかった私。 

身体の回復とともに、痛みのコントロールに使用する鎮痛剤の量は徐々に減っていきました。 

「おそらくは麻薬成分からの離脱症状はおきないだろう」との専門家の診断のもとに麻薬を切ったところ、言いようのない「苦しさ」と「焦燥感」が全身を襲いました。 
呼吸する息が荒くなり、じっとしていられないのです。 
寝ることも、座ることも、立つこともできない状態になりました。 

これには参りました。 今思えば、これが最後の試練だったと思います。 

最後まで専門家には「離脱症状ではない」といわれましたが、今でも私は「あれは麻薬をやめたことによる離脱症状」だと思っています。 

次回は、長い入院生活の最終回です。

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