はやしレディース肛門・泌尿器クリニック

大阪市中央区のはやしレディース肛門・泌尿器クリニックの院長ブログです。 日々の雑感や医療に対するお話しなどを、およそ週1回のペースで更新しています。

開業への道

私が開業医になった理由(わけ)

ここ数年、『かかりつけ医』なるものがあちらこちらでさかんに言われており、
「私が一人でも多くの患者さんから『かかりつけ医』に選ばれたらうれしいな~」と考えるこの頃です。

私が開業医を意識したのは10年前。

その頃は常勤医として週5日の勤務と、それ以外に非常勤医として、週1回とある病院の外科を受け持っておりました。

その時、ある一人の女性の患者様が(60代の女性です)、私の外来担当の日に来られました。
以前よりお尻にできものがあったが、恥ずかしいので男性の医師には見せられなかったこと。
「今日たまたま病院に来たら、外科外来に女性の先生の名前が書いてあったので受診しました」と話されました。

残念ながら、診察にて患者様の状態は進行した肛門癌であるとわかり、すぐに大きな病院に紹介いたしました。
もっと早く診せてくれていたら、早期の癌として根治手術ができたのに・・・、とやるせない気持ちでいっぱいでした。

そしてその時が、自分の医師としての役割を初めて認識した時でした。

手術は私でなくても外科医であれば誰でもできる。
しかし、女性の患者様が躊躇なく肛門診察に来れるためには、女性である私が肛門外科外来をするしかないのだと。

それからの10年間、私は、女性の患者様から何を相談されても的確に診断し、しかるべき処置を遅れることなく取れるよう、婦人科・泌尿器科のトレーニングに励みました。
「開業の準備に10年とは長すぎる」と周りの人からよく言われたものですが、私にとっては必要な時間でした。

私は、女性の患者様が手遅れにならないよう、すぐに診察に来れる開業医を目指しております。

もちろん、的確な診察・診断・処置を欠かさぬよう、日々頑張っていきたいと思います



-----
大阪市中央区の「はやしレディース肛門・泌尿器クリニック」です。
地下鉄長堀鶴見緑地線
「松屋町駅」5番出口より徒歩2分
地下鉄谷町線・鶴見緑地線
「谷町六丁目駅」5番出口より徒歩4分

【公式ホームページ】
http://www.hayashi-lady.com/
肛門外科・泌尿器科・乳腺科・婦人科・漢方治療 

勤務医と開業医の違い

勤務医として23年、開業医として2年、今年は3年目となります。

勤務医の頃は外科系の勤務でしたので手術が中心でした。
その説明の際には、ほとんど私からの説明ばかりとなり、患者様より多くのお話をしていたように思います。

開業医になると、手術は診療全体の2割程度で、8割が診察になりました。
私がアレコレと説明するよりも、患者様からお話していただくことの方がぐっと多くなりました。
たまに私の方が多く話すこともあるのですが、一生懸命話をしてもそれが一方的であったり、言葉のチョイスを間違えて、患者様を傷つけてしまったこともあったように思います。

会話は言葉のキャッチボールといわれますが、たいへんむずかしいです。

勤務医から開業医になった私ですが、私の場合は外科医から内科医になったのかもしれません。

とにかく、常にやさしい心でいることを心がけて患者様に接していきたいと思います



-----
大阪市中央区の「はやしレディース肛門・泌尿器クリニック」です。
地下鉄長堀鶴見緑地線
「松屋町駅」5番出口より徒歩2分
地下鉄谷町線・鶴見緑地線
「谷町六丁目駅」5番出口より徒歩4分

【公式ホームページ】
http://www.hayashi-lady.com/
肛門外科・泌尿器科・乳腺科・婦人科・漢方治療 
記事検索