クリニックの役目は体の不調を抱える患者様の治療をするだけでなく、必要な治療を導く義務があると思っています。

当院では痔を患っていらっしゃる患者様に対し、局所麻酔で痔核根治手術が可能と診断した場合には、当院で手術をさせていただいておりますが、腰椎麻酔で入院して手術を受けた方がいいと判断した場合には、病院に紹介させていただいております。

婦人科の子宮頸癌検診では前癌病変疑いの時点で発見し、患者様を病院に紹介させていただいております。
乳癌検診においても同様です。

直接的な治療はもちろん大事ですが、このような間接的な治療もクリニックの役目としてはとても重要だと思います。

先日、植田政嗣先生というメディアにもしばしば登場される有名な産婦人科の先生とお話する機会がありました。
日々進歩する医学に取り残されないよう、学会や研究会にはできる限り出席するようにしており、それらの場では有名な先生にお会いする機会が多く、本当に勉強になっています。

そこで改めて検診を患者様に勧めることの大切さを感じました。
同時に子宮頸癌ワクチンを接種することの必要性も強く感じました。

子宮頸癌ワクチンは、その副反応(科学的な因果関係は証明されておりませんが)ではないかと言われているものが、メディアであまりにも盛んに取り上げられたことで、ワクチンを接種する人がめっきり減ってしまいました。

この先、国内に子宮頸癌ワクチン接種を再度普及させることは難しいですが、他国と比べて日本の罹患率の高さは嘆かわしいと思います。
世界の各国ではワクチンのおかげで、子宮頸癌の罹患率がどんどん低下しております。

今の状況で、皆さんワクチンを接種してくださいと、大きな声では言いにくいのが実状です。
でも、できるだけ接種してほしいという気持ちがあるのも事実です。

私も7年前に接種しました(接種する必要性があるのかという声もありましたが……汗)。
将来、できることなら孫にも接種させたいと思っています。



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